【見どころ(前編)】
強欲な社長を擁する石油企業ヘイロー社の暴挙が、着実に気候変動を呼び起こしていくさまに慄きつつ、
科学者トムと環境弁護士サラの対立から始まる関係の行方にハラハラ。
【ストーリー(前編)】
地球温暖化による砂漠化が進行した2020年。難民が大挙したイギリスは、エネルギー対策として北極圏の石油採掘計画を進める。
科学者トムは、それによる氷原破壊が新たな氷河期を招くと警告して現地調査へ。
するとその監視役として弁護士サラが送り込まれ…。
【見どころ(後編)】
氷河の崩壊でついに始まった異常気象が、首都ロンドンを大パニックに陥れていくさまはスリリング。
救出劇を通して浮かび上がる家族の絆には、胸がいっぱい。
【ストーリー(後編)】
北極の氷床が崩壊し、北半球が氷河期に突入。その頃トムの妻ジャクリーンは、成り行きから難民収容所に入っていた。
倒壊する石油プラントから間一髪で逃げ延びたトムとサラは、プロペラ機を入手し、氷雪に閉ざされ始めたロンドンにいる家族を救いに向かう…。
思いのほか(失礼!)、面白かった。
前後半合わせて186分(93分+93分)の長尺だったからか、あわただしくなかった。
トムとサラが、トムの家族を探しに行くところは、ちょっと中だるみ感はあるけど。
前編で異常気象が起こる理由(クソ会社のせい)を表現して、
後編でそのさなか、家族を助けに行くっていう構成・・・ストーリーに書いてあるか。
個人的には、もうちょっと異常気象発生後の国内のゴタゴタがあっても良かったかなと。
人間の悪い側面を・・・ね。
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